5.TradingViewの自動売買とTradeStand Proの戦略を連動させる


TradeStand Proは、webhookを利用してTradingViewと証券口座を結び付けることによって、日本株の自動売買を可能にしています。その為、TradeStand Proをご利用するには、TradingViewの登録とTradeStand Proが対応している証券口座のご登録が必要です。 


『3.TradeStand Proで戦略(投資金設定)を作成する』で作成した戦略と、『4.TradingViewで自動売買用ストラテジーを作成しよう』で作成したストラテジー を結び付けるための、TradingViewのアラートを作成します。(対応ストラテジーをご購入された方は、『TradeStand Pro対応ストラテジーをTradingViewで利用する』をご覧ください。)

Tradingviewは「銘柄を今買う/売る」と判断した際、アラート(注意音)を鳴らすことが出来ます。このアラートをTradeStand Proの戦略に配信することで、銘柄を売買するように命令を出し、銘柄の発注を行います。

今回は例としてソフトバンクの銘柄を使用しています。ご自身で銘柄を決めた方は、この記事を参考にしてストラテジーと戦略の結び付けを行ってください。

また、TradingViewとTradeStand Proの2つの画面を行き来した作業を行うため、ブラウザを2つ立ち上げて左右に並べて作業を行うことをお勧めします。

それでは、まず始めにTradingViewのチャート画面を開きます。

①チャート画面に表示されている、利用したいストラテジーの名前をクリックします。一番右にある『詳細』をクリックし、一覧の一番上にある「(利用したいストラテジー名)にアラートを追加」を選んでクリックします。

②有効期限を設定し、アラートアクションにチェックを入れます。
有効期限…Premiumプランの方は、無期限にチェックを付けることができます。その他プランの方は、最大2か月先までアラートの有効期限を設定することができます。
アラートアクション…ポップアップ表示にチェックを付けると、アラートが鳴った際にお知らせのポップアップがTradingView上に表示されます。
Webhook URLには必ずチェックを付けます。

③ここでTrade Standを開きます。戦略ルーム内、戦略リストのTradingView用コピー項目内にある『Webhook URL』をクリックします。クリックすると「Webhook URL コピー!」と表示されます。

④TradingViewのアラート作成画面にあるWebhook URLを、戦略リストのWebhook URLに置き換えます。
⑤同様に、戦略リストのTradingView用 コピー項目内にある『アラートメッセージ』をクリック、アラート作成画面にあるメッセージを戦略リストのアラートメッセージに置き換えます。

どのアラートか分かりやすくしたい方は、アラート名に名前を付けることをお勧めします。(デイトレ6月1日ソフトバンク など)

⑥最後に「作成」をクリックします。
⑦警告画面が表示されるので、「とにかく続行する」をクリックします。
※この警告は、「アラート作成後に、開発者によって売買の手法が変更されることがあるので気を付けてください」という内容ですが、Trade Standではそのようなことはありませんのでご安心ください。

(※2021年6月以前の表示画面です。メッセージが異なる場合があります。)


この作業により、Webhookを通して「Trade Standの投資金内」で「TradingViewの自動売買」が行われるようになります。
保有中の銘柄と取引結果は、Trade Standの「取引状況」をクリックすることでいつでも確認することができます。


最後にアラートの確認と削除の方法です。

①TradingView の右側上部にある、目覚まし時計のマークをクリックすると、 作成したアラートが確認できます。
②「間違った数値でアラートを作成してしまった」「銘柄を変えたい」などの理由でアラートを消したい場合、消したいアラートにマウスカーソルを合わせて「×」をクリックしましょう。

③本当に消去しますか?と確認画面が表示されますので、 「はい」をクリックします。

※すでに自動売買で保有している銘柄のアラートを消してしまうと、自動では決済されなくなります。誤って保有中の銘柄のアラートを消してしまった場合は、TradeStand Proの戦略ルームの「返済」ボタンを押して、銘柄を手動決済しましょう。

これでTradingViewの戦略(投資金設定)を作成は完了です。 

以降の手順につきましては『初めてのTradeStand Pro』の解説一覧をご覧ください。